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メキシコ:Fresnillo社株価、2017年利益上昇もコスト高を背景に株価下落
2018年2月27日付け地元紙等によると、2月27日のFresnillo社の株価は、同社通期業績が予想を下回るものであったこと、2018年は生産費が高コストであると予想したことから一時5%以上下落した。2017年通期業績では、EBITDA(税引き前及び償却前の利益)は前年比2.7%増の1,060mUS$を記録したものの、アナリストなどの予想を下回るものであった。また、コストインフレは2017年の6.4%を上回る約7%となると予想したことから、同社の株価は一時5%以上下落し、終値は2月26日(月)の終値よりも3.64%低いものとなった。
銀生産量は2017年にフル稼働に移行したSan Julian銀・金鉱山を中心に好調であり、前年比16.7%増加の58.7百万ozとなったものの、金生産量は前年比2.6%減少の911,132ozとなった。2018年は、銀生産量が67~70百万ozに増加し、金生産量は870,000~900,000ozに減少すると予想されている。
