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ミャンマー:新たな複数の鉱山規則を発行
2018年3月2日付地元メディアによると、ミャンマー政府は2月13日、2015年12月に改正された改正鉱山法(Amendment Mines Law)に基づく、新たな複数の規則を発行した。これら規則も、改正鉱山法の成立から90日以内に制定されるはずであったが、2年以上遅れての発行となった。
新たな規則は、海外からの投資増を奨励することを目的としている。これらの3つのポイントは、中小規模鉱山の管理の権限を州等の地方政府に与えたこと(中央政府は大規模鉱山のみを管理する)、環境への影響の評価・監視の権限と責任を様々なレベルの政府に与えたこと及び鉱山操業者に対して閉山後復旧計画の省庁への提出を義務付けたことである。またこれら規則は、前回制定の1996年の鉱山規則から他にも多くの変更を導入している。
なお政府は、2015年12月の改正鉱山法においては、外国企業からの投資が可能となる規模の追加や、環境保護の明文化、許認可の新設、許可期限の拡大延長、ロイヤルティ変更等について改正を行っていた。
