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ペルー:エネルギー鉱山大臣、カナダPDACにおいて政府の取り組みを紹介
2018年3月6日、エネルギー鉱山省によると、Glossheimエネルギー鉱山大臣は、カナダで開催中のPDACにおいて、ペルー鉱業をテーマとする一連の会議やイベントが行われる「Peru Day」を開催した。
Glossheim大臣は開会の挨拶の中で、ペルー鉱業について歴史や地質ポテンシャル、生産量の実績等、様々な観点から紹介した。さらにペルーの目標として、①2021年に世界における探鉱投資額の8%を獲得すること、②現在実施中のプロジェクトの開発を実現すること、③既存鉱山の操業の継続を保証し、世界トップレベルの鉱産物生産量を維持することを掲げ、これら目標の実現のため、鉱業関連法規の見直しや許認可手続きの軽減、プロジェクトや企業の必要性に応じた政府の介入による問題解決、社会環境の整備等を含めた包括的な戦略を策定中であると説明した。
また、現政権は鉱業の促進や開発に関する政策の近代化に取り組んでおり、近々、エネルギー鉱山省内に新たに鉱業政策・促進総局を設置する計画であること、さらに、鉱業活動の促進戦略を適切に設計することを目的として、米州開発銀行との協力のもと、2030年に向けた鉱業戦略計画の策定に取り組んでいることを明らかにした。