メキシコ：鉱山労働組合による賃金交渉、各鉱山で給与アップを獲得

　2018年3月13日付け地元紙は、メキシコの鉱業、鉄鋼会社は、賃金についての各労働組合との団体交渉の結果、2017年の上昇に続く7～8％の賃金引き上げを発表している。メキシコ鉱山冶金労働組合は、3月に3つのセクションで賃金の追加上昇を勝ち取っている。加Endeavour Silver社がGuanajuato州に保有するEl Cubo銀鉱山の鉱山労働組合セクション142は8％の賃金アップに加え臨時加給（8％）、メキシコ州のMinera El Porvenir de Zacualpan de Impact Silver（Edomex）社の鉱山労働組合セクション243は8％の賃金アップに加え臨時加給（5％）、そして、Querétaro州のLa Negra鉱山の鉱山労働組合セクション320も8％の賃金アップを勝ち取った。なお、メキシコの製鉄会社（AHMSA）は、各プラントでの交渉を行っており、約7％の賃上げを発表している。