スイス：Glencore、中国GEM社に今後3年間でコバルト生産量の約3分の1を売却することで合意

　2018年3月15日付のメディア報道によると、Glencoreは今後3年間でコバルト生産量の約3分の1を中国のバッテリーリサイクル企業のGEM社に売却することで合意した。GEM社は、Glencoreから2018年には13,800t、2019年には18,000t、2020年には21,000tの計52,800tの水酸化コバルトを調達する。Glencoreは、DRコンゴ、カナダ、豪州に銅、ニッケル鉱山を所有しており、その副産物としてコバルトを生産している。Glencoreによると、2018年のコバルト生産量は約39,000t、2019年は65,000t、2020年は少し落ち込んで63,000tを予定している。