DRコンゴ：Bruno Tshibala首相、新鉱業法下でコバルトは戦略的鉱物となる予定だと発言

　2018年3月14日付のメディア報道によると、DRコンゴはコバルトを戦略鉱物として指定する予定である。Joseph Kabila大統領によって2018年3月8日に署名された新鉱業法では、鉱物のロイヤルティが引き上げられることになっており、コバルトのロイヤルティは2％から3.5％になる。さらに、“戦略鉱物”として指定された場合は最高10％まで引き上げられる。インタビューに対して、同国Bruno Tshibala首相は「2007年に30,000US$/tであったコバルト価格は、今や85,000US$/tとなっている。コバルトは、希少かつ戦略的な金属であるため、国は利益を得ることを望んでいる。また、価格が上昇しているにもかかわらず、国が恩恵を受けず、投資家のみが利益を受けるという状況は受け入ることができない。」と述べた。また、Jean Nkunza首相顧問によると、戦略鉱物にはコバルトのほかに、コルタン、リチウム、ゲルマニウムも含まれるとされている。