PNG：豪Newcrest社、Wafi-Golpu金-銅プロジェクトのFS結果を発表

　2018年3月19日付のメディアによると、豪Newcrest社はPNGにおいて南アHarmony Gold社とJVで推進中のWafi-Golpu Au-Cuプロジェクトに関するFS結果を発表し、山命を通じた総資本投資額が2016年に実施したPFSの結果である6.3bA$から減少し、5.4bA$となったことを報告した。今回のFSは、年間鉱石処理量を17mt、山命を28年間とすることを前提としており、総量で4.5mtのCu、7.4mozのAuを生産することを計画。生産前のCAPEXは2.8bA$で、プロジェクトのNPVは2.6bA$、IRRは18.2％と試算されている。同FSでは尾鉱処理方法に関し、陸上における通常の尾鉱堆積施設やドライスタッキングは周辺環境や地元社会への負荷が大きいことが予想されるため、深海底尾鉱処分が最も適切であると結論づけている。両社は特別採掘リースが認可された後、最終投資判断を実施するとしている。