ペルー：Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクトへの融資は2018年第2四半期に確定の見通し

　2018年3月26日付け地元紙によると、Jinzhao Mining Peru社は、Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクト（Arequipa州）における資源量の増加を目的としたボーリング調査を実施するための許認可を申請した。新たな調査はプロジェクトの南西部で実施され、50mUS$が投資され、合計142本、総延長126,110mのボーリング調査を合計34か月間で実施する計画となっている。本プロジェクトは合計9,100haに及ぶ14件の鉱区の中に位置しており、このうちボーリング調査が実施される鉱業活動エリアは1,720.71haとなっている。
　なお、本プロジェクトの鉱山建設許可は今後数週間内に承認される見通しとなっている一方で、2,000mUS$の投資が必要とされる本プロジェクトへの融資は未だ確定していない。融資の実現には中国の投資家による承認が必要とされており、2018年第2四半期に目途がつく見通しとなっている。
　本プロジェクトの鉄鉱石埋蔵量は3,400百万t、マインライフは30年の見通しとなっている。