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豪:豪州初の伝統的土地所有者保有企業による鉄鉱石鉱山の開発が実現か
2018年3月28日付の地元メディアによると、豪州の伝統的土地所有者によって保有されるAustralian Aboriginal Mining(AAM)社は、WA州ピルバラ地域に所在するWonmunna鉄鉱石プロジェクトをAscot Resources社から買収することで基本合意した。買収額は明らかにされていないが、AAM社は投資コンサルのPCF Capital社に30~35mA$の増資を委任し、Wonmunna鉄鉱石プロジェクトの買収に充当するとしている。また、同社はMonmunna鉄鉱石プロジェクトから生産される鉄鉱石を190km離れた豪Fortescue社のCloudbackハブに輸送することに関し、Fortescue社と契約を締結した。Wonmunna鉄鉱石プロジェクトは年間2~5mtの鉄鉱石を生産する、ピルバラ地域では最小の鉄鉱石鉱山の一つとなるが、安価な生産と迅速な開発が見込める。AAM社は、同プロジェクトの開発を2018年9月に開始し、2018年末までには最初の鉱石をCloudbackハブに輸送することを想定していると報じられている。
