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フィリピン:フィリピン第2位のニッケル企業、中国宝武鉄鋼社に200万tのニッケル鉱石を提供する予定
安泰科によれば、ニッケル生産企業であるGLOBAL Ferronickel Holdings社(FNI社)は、2018年内に中国宝武鉄鋼社にニッケル鉱石200万tを提供する予定と発表した。
現地の証券取引所に提出した報告書によると、FNI社の子会社であるPlatinum Group Metals Corp社(PGMC社)は、香港宝鋼資源社と供給契約を更新した。宝鋼資源社は主に冶金原材料に関する取引事業を展開している。
FNI社によると、当該調達契約の中に、ニッケルの含有量が0.90%以下の低品位鉱石から含有量1.8%以上の高品位鉱石まで含まれている。その価格は2018年採掘シーズンの現在市場価格に基づき定められる。
2014年以降、PGMC社は、宝鋼資源社に低品位の褐鉄鉱を提供している。また、2018年3月、PGMC社は、広東世紀青山ニッケル業有限公司と供給契約を更新した。
FNI社によると、PGMC社は2018年の生産目標を600万tと設定している。
2017年、金属価格の上昇により、FNI社のニッケル生産量は615.3万tに増加し、この3年間で最高記録を作り、2016年と比べ34.72%増加した。
