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2018年4月12日 北京 関淳夫

中国:湖南省、自然保護区内の採掘権を全面的に排除

 安泰科によれば、湖南省国土資源庁が「2018年鉱産開発管理業務要点」を公表し、自然保護区内の採掘権を全面的に排除することとした。中央環境保護監察チームにより指摘された問題について2018年6月までに問題点を解決し、グリーン鉱山の建設を推し進め、採掘権の申請範囲に対する承認審査条件を厳しく設定し、関連産業政策と計画や安全・環境保護条件に一致しない場合、一律に承認しないこととする。
 同時に、他の国レベルや省レベルの自然保護区に関わる採掘権も全面的に取り下げさせる。なお2018年10月までに当該業務を完了させる予定。市政府または県政府が発行した採掘権許可証を徹底的に検査する。同時に生態境界線の設定作業に積極的に協力し、生態境界線の設定と採掘権を保有する地域間の権益関係を適切に処理する。
 鉱産資源の開発利用計画案に対する編集・審査制度をより完備させる。条件に一致しない場合、審査で承認しないこととする。採掘配置、最低採掘規模、採掘方法等を始め、省内主要鉱産の開発参入基準を完備し、参入許可条件を引き上げる。

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