メキシコ：Sonora州鉱業クラスター制度幹部インタビュー（鉱山保安）

　2018年4月12日付け地元紙は、メキシコの鉱業州であるSonora州鉱業クラスター制度幹部のコメントを掲載している。概要は以下のとおり。
・Sonora州は、メキシコの銅、金、銀の主要鉱業州であり、特に銅はメキシコ銅生産量の85～90％を占めている。さらに、同じ鉱業州であるChihuahua州を上回る2万人の直接雇用と8万人の間接雇用を創出し、Sonora州GDPの第4分野の主要産業である。
・Sonora州では、現在、鉱業クラスター制度が立ち上がり始めており、現在、Sonora州クラスター制度に登録しているのは、18鉱山ユニット、5組織・団体、そして安全教育を受けている141のサプライヤー企業である。
・Sonora州は地理的潜在性に富む多金属鉱床からなる州であり、鉱業州として有名だが、鉱山保安、労働者の健康管理に重点を置いている。代表的な鉱山としては、Chanate鉱山があり、同鉱山の無事故期間は長時間を記録している。メーデーを前に4月26～28日に第1回鉱山総合安全国際フォーラムを開催する。