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鉱種:
2018年4月25日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:主要5社の2017年鉛生産量、対前年減

 2018年4月18日付け地元紙によると、メキシコ5大鉛生産鉱山の2017年総生産量は前年の191,565から190,237tに減少した。なお、米国調査機関が集計したメキシコ鉛生産量は230,000tであり主要5社で約8割を占める。主要5社の生産実績は、1.Peñoles社:78,809t(前年:80,666t)、2.Goldcorp社(本社:バンクーバー):60,465t(同49,624t)、3.Southern Copper社:20,200t(同24,400t)、4.Minera Frisco社:19,641t(同21,822t)、加First Majestic Silver社(本社:バンクーバー):11,122t(同15,053t)となっている。
 また、上述のとおり、5社のうちGoldcorp社だけが2016年を上回る生産量となっており、同社の2018年生産量は2017年を上回る72,576tとなる見込みであるが、同社の計画では、2020年以降生産量は減少すると予測されている。また、Peñoles社は2019年に303mUS$を投じる予定のRey de Plataプロジェクトの操業開始を予定している。

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