セルビア：中国・紫金鉱業社は、RTB Bor社に23.98億元を融資予定

　安泰科によれば、2018年9月17日、紫金鉱業社は、セルビアと戦略的協力協議を締結したと発表し、戦略的協力パートナーとして現金出資により合計3.5億US$（約23.98億元）を投入し、RTB Bor社に対し増資による持分拡大を行い、取引完了後RTB Bor社の63％の権益を保有し、残りの37％の権益は他の株主が保有する。今回の買収に必要な資金は自己資金で賄う。
　RTB Bor社は1999年に創設したセルビア国有の銅鉱山・製錬企業で、国内で唯一稼働している銅鉱山及び製錬所を保有する。資源の埋蔵量が多く、技術改善や生産拡大する将来性が高い。RTB Bor社は、4か所の低品位ポーフィリー型銅（金）鉱山と製錬所1か所であり、2017年銅カソード生産量は7万t以上、そのうち自山鉱からの銅カソード生産量は4.3万tである。