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ニュース・フラッシュ

鉱種:
グラファイト
2018年10月10日 シドニー 吉川竜太

モザンビーク:Balamaグラファイト鉱山における火災により、一次破砕機が損傷を受ける

 2018年10月4日付の地元メディアによると、豪Syrah社がモザンビークCabo Delgado州で操業するBalamaグラファイト鉱山において10月1日に火災が発生し、操業が一時中断された。火災は一次破砕機の下に設置されたパイプの熱間加工作業中に発生し、一次破砕機やパイプ、電気ケーブルなどの損害が出た。なお、人的な被害は報告されていない。Syrah社によると、一次破砕機は現在使用不能な状況となっており、南アフリカに代替品の発注を行ったが、導入や試運転を含めて5週間近い時間を要し、2018年第4四半期において約30ktの生産損失が発生する見込みである。同社では採掘・破砕・出荷作業は、この期間中も継続が可能であるとしている。

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