中国：中国政府、2019年5月15日よりミャンマーのレアアース鉱石を輸入禁止へ

　安泰科によれば、雲南騰沖税関は、2019年5月15日より正式に全てのレアアース業務関連商品に関する輸出入業務を停止する。2018年11月3日、雲南騰沖税関は、ミャンマーからの全ての資源類商品の輸入を停止し、その中にはレアアース鉱石も含まれている。
　過去2年間、中国はミャンマーから数多くのイオン吸着型レアアース鉱石を輸入していた。炭酸レアアース混合物の名義で通関業務を行い、2018年年間輸入量は2.58万tで、最高月間輸入量は2,700tを上回った。2018年11月以降、月間輸入量は1,000t以下に下がった。最新税関データによると、2019年3月の輸入量は2,300tに上り、2019年第1四半期の輸入総量は4,035tである。5月15日以降、ミャンマーからのレアアース鉱石供給は中断され、短期間に国内の中・重希土の価格に対し強い役割を果たすことになる。