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2019年5月29日 メキシコ 森元英樹

グアテマラ:Escobal鉱山周辺先住民コミュニティ、協議の枠組みに疑問を呈する

 2019年5月23日付け地元紙によると、Escobal鉱山の操業に異を唱えているXinca先住民コミュニティ(2018年3月7日付 ニュース・フラッシュ:Escobal鉱山の操業停止の状況(論説)参照)は、Tahoe Resources社の買収(2019年1月16日付 ニュース・フラッシュ:Pan American Silver社、Tahoe Resources社を合併参照)により同鉱山を保有することとなったPan American Silver社との協議を要請している。現在、エネルギー鉱山省(MEM)によるEscobal鉱山周辺の先住民コミュニティとの協議が行われている。Pan American Silver社幹部は、同鉱山の操業影響範囲を定め4つの協議を進めており、現在、最初の協議が終了し、第2段階の事前協議を進める段階にあるとコメントした。今回、Santa Rosa地区のXinca先住民コミュニティが要請しているのは、鉱山周辺のJalapa地区、Jutiapa地区を含め協議が進んでいることに対する何らかの意見を示すものと考えられ、MEM高官は早急にXinca先住民コミュニティと協議の場を設定する可能性があると述べた。

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