ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- その他
PNG:O’Neill前首相が辞任し、Marape新首相が就任、鉱業法を再検討する方針を表明
2019年5月30日付けメディアによると、辞意を表明していたO’Neill前首相は5月29日に辞任し、30日にJames Marape氏がPNGの第8代首相に就任した。Marape氏はO’Neill前政権において財務大臣を務めていたものの、4月11日に大臣職を辞任して今回の政変の引き金となったとされている。Marape首相は就任後、「PNGに富を取り返す」、「鉱業、森林、水産業に関する法律を再検討する」などと発言する一方、「既に法的に定められたプロジェクトの合意に関しては変更しない。ただしそのような合意が、定められた法的要求を完全には満たしていない場合、再検討するであろう」ともコメント。地元メディアでは、PNGにおけるLNG生産の拡張に遅れが生じる可能性はあるが、Marape首相は基本的にはプロビジネスであり、全体では前政権の政策を踏襲するのではないか、とも予測されている。
