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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リン
2019年6月11日 リマ 栗原健一

ペルー:Miski Mayo社、2019年のリン生産量増加の見通し

 2019年6月4日付け地元紙によると、Miski Mayo社のAttie財務部長は、Bayovarリン鉱石鉱山(Piura州)における2018年の精鉱生産量は4050千tだったほか、2019年にはさらに増産となる見通しを示した。増産の要因として、親会社であるMosaic社が所有するブラジルの3つの鉱山が、廃滓処理の新基準への適合のため操業を一時停止することを受け、ペルーからブラジル向けに600千tの鉱石を輸出する見通しとなっていることを明らかにした。
 一方、2019年の売上は250mUS$となる見通しのほか、2018年の試験の結果、これまで廃棄されてきた資源の回収が行われるようになったことで同鉱山の埋蔵量が増加したことを明らかにした。さらに選鉱プラントに関しては、廃滓の貯蔵容量を拡大し生産性を改善する取り組みを行っていると説明した。

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