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2019年6月13日 ロンドン 倉田清香

英:BHP、崩壊時に甚大な被害を与える「極度にリスクの高い」鉱滓ダムの数は5基と公表

 2019年4月に投資家を代表してChurch of England Pensions Boardが約700社へ管理する鉱滓ダム施設の情報を公表するよう要求したのを受けて、BHPは2019年6月7日のプレスリリースにおいて情報を公表した。同社のリスクアセスメントの結果、同社の管理する計67基の鉱滓ダムのうち、崩壊した場合に、周辺環境への深刻なダメージと100人以上の犠牲者を出すような甚大な被害を与える可能性のある「極度にリスクの高い」(extreme)ダムの数は、豪州のダム4基と米国のダム1基の計5基だとした。他にも16基は「非常に高いリスク」(very high)と示している。GlencoreとAnglo Americanも6月7日に同じく各社の鉱滓ダムの情報を公表している。

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