豪：WA州において、鉱山などにおける自動操業の現場での作業に必要な認証を得るための職業訓練コースが開始される

　2019年6月12日付けのメディアによると、鉱山における自動操業などに必要な理工系の技能認証技術者を育成するための職業訓練コースが、WA州の公立職業訓練学校であるSouth Metropolitan TAFEで開始された。このコースは、Rio Tintoなどの産業界とSouth Metropolitan TAFE、WA州政府が協力して準備したもので、自動操業に関連する技能認証に向けた教育コースとしては、豪州で初めてのものとなる。今後、自動操業現場における作業に関する認証のためのカリキュラムが実施され、Rio Tintoの鉄鉱石鉱山で働く作業員が、日本の高校2年・3年生にあたる学生の訓練の実施にあたる予定である。またRio Tintoは、遠隔地からの自動操業実施に関する認証の開発とその訓練施設のために最大で2mA$を負担する計画である。