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鉱種:
ウラン その他
2019年6月20日 シドニー 吉川竜太

豪:BHP、SA州Olympic Dam鉱山での新廃滓ダム建設に向けた許認可プロセスを開始

 2019年6月17日付けの地元メディアによると、BHPはSA州Olympic Dam鉱山における6番目となる廃滓ダムを新規建設するため、連邦政府に対し許認可を申請した。これは、万が一既存のダムが崩壊した場合に、周辺環境、インフラ、人命に深刻な被害を与える可能性があるとBHPが発表してから二週間後の動きで、新規ダムは現在のOlympic Dam鉱山事業の支えとなり、200千t/年のCuに加え、Au、Ag、U副産物の生産も可能になるとしている。またこのダムにより、将来的にCuの生産量を350千t程度にまで増産することも可能だが、これには連邦政府からの更なる認可が必要となるため、現時点では検討段階にあるとしている。新規ダムの蒸発面積は285haで、2021年6月に完成見込みである。

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