豪：OZ Minerals社、SA州で鉱山操業への再生可能エネルギー導入を検討するEMCプログラムを開始

　2019年6月19日付けのメディアによると、豪OZ Minerals社はSA州の鉱山操業における再生可能エネルギー導入を検討するためEnergy and Mining Collaboration（EMC）プログラムを開始した。EMCプログラムでは、まず250kW規模の太陽光、風力、蓄電池のハイブリッドシステムが2020年前半にSA州の電力網と接続していないCarrapateena Cu・Au鉱山に試験的に導入され、既存のガス火力とともにスマートグリッドを形成してデータの評価が実施される予定である。EMCプロジェクトには、Adelaide大学や豪州化学産業研究機構（CSIRO）、SA州政府なども参加しており、SA州のRenewable Technology Fundから1mA$が補助される予定である。