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インドネシア:2019年6月の鉱物参照価格
2019年5月31日付けでエネルギー鉱物資源省は、2019年6月の鉱物参照価格(HMA)を設定した。このHMAは、LME、LBMA、Asian Metal、ICDXを含む公表された国際指標を基に毎月設定される。以下、主なHMAである。5月と比較して、唯一コバルトが7.5%上昇した。また、ニッケルは6.9%、鉛は5.8%、亜鉛は4.2%、アルミニウムは3.4%、銅は3.5%、金は1.0%、銀は2.4%、マンガンは2.7%、クロム鉱石は2.7%下落した。亜鉛、マンガン以外は2か月連続の下落である。
・ニッケル:12,100.00US$/dmt | ・コバルト:34,750.00US$/dmt |
・鉛:1,863.53US$/dmt | ・亜鉛:2,818.39US$/dmt |
・アルミニウム:1,801.86US$/dmt | ・銅:6,218.67US$/dmt |
・金(共生鉱物):1,283.69US$/oz | ・銀(共生鉱物):14.82US$/oz |
・マンガン:5.33US$/dmt | ・クロム鉱石:3.97US$/dmt |
なお、商業省が輸出関税の計算に用いる指標である6月の輸出基準価格(HPE)については設定されているものの、現時点で地元メディアによる報道が無く、その代表値を把握できない状況である。
