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インドネシア:Asiamet社、BKM銅プロジェクトのFS結果を発表
2019年6月15日付け地元メディアによると、加Asiamet Resources社は14日、同社100%所有の中部カリマンタン州・BKM(Beruang Kanan Main Zone)銅プロジェクトのFS結果を発表した。同プロジェクトは、露天採掘でSxEw法を用いて製錬する計画である。FS結果では、銅価格は3.30US$/lbで計算されており、銅鉱石埋蔵量は56.61百万t、銅品位0.6%で、マインライフは8.83年で銅カソードを合計172.63千t生産することとなっている。初期投資(CAPEX)は223.4mUS$、Phase2として計画されているヒープリーチングの拡張には21.3mUS$の追加投資、また、税引き後NPV(Net Present Value:正味現在価値)は124.8mUS$、IRR(Internal Rate of Return:内部収益率)は19.1%と推計されている。
なお同社は、これにより同プロジェクトに関心を示しているパートナー及び金融機関と詳細な協議が可能になったとし、同調査結果には満足しておりこれは大きなマイルストーンと位置付けられるであろうと述べた。