豪：Iluka社、WA州Catabyミネラルサンド鉱山の開山を正式に発表

　2019年6月24日付けの地元メディアによると、豪Iluka社はWA州McGowan首相の立ち会いのもと、WA州Catabyミネラルサンド鉱山を正式に開山した。約270mA$を投じた同プロジェクトは、建設段階で600人の、予定されている13年間の操業段階でも600人の雇用が創出され、毎年200千tの合成ルチル、50千tのジルコン、30千tのルチルの生産が計画されている。同社は、Cataby鉱山の350km南に位置するCapelに320千tの合成ルチル生産施設を保有している。Cataby鉱山で生産された重鉱物精鉱は、同鉱山の北250kmに位置するGeraldtonのNarngulu鉱物分離施設で処理が行われ、ルチルとジルコンが生産されることとなっている。Cataby鉱山は2017年12月に全ての許認可を取得した後、2019年4～6月四半期に生産を開始した。