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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2019年6月28日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:加Santacruz Silver Mining社、Veta Grande多金属プロジェクトのボーリング調査結果を発表

 2019年6月26日付け地元紙は、加Santacruz Silver Mining社が保有するVeta Grande多金属プロジェクト(Zacatecas州)において実施中のボーリング調査フェーズ1に関する状況を報じている。同社は現在までに計43孔、13,665mの試掘を行い、Navidad鉱床では稼働中の鉱山より20~40m下位に新たな鉱化帯を捕捉した。調査の結果は51.20m間で品位:Ag 761g/t、Au 0.20g/t、Pb 0.86%、Zn 1.84%、Cu 0.04%、134.85m間でAg 65.05g/t、Au 0.75g/t、Pb 1.23%、Zn 3.84%、Cu 0.03%と発表した。また、Veta Grande鉱床とEsperanza鉱床が交差する鉱化帯では、512.45m間でAg 227.51g/t、Au 0.88g/t、Pb 2.71%、Zn 2.64%、Cu 0.19%等が捕捉された。同社幹部は、前回及び今回の結果により、鉱化帯の広がりが確認できたことに満足していると述べたほか、同社は歴史的鉱山地区にあるVeta Grandeプロジェクトの潜在的可能性を理解し始めたところではあるが、いずれZacatecas州において強固な操業を行いたいと目標を述べた。

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