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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2019年7月9日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:2019年第2四半期中の資金調達契約はラテンアメリカ地域内で最大に

 2019年7月5日付け地元紙は、メキシコが2019年第2四半期中、ラテンアメリカ地域最大のジュニアファイナンス対象国となったことを報じており、主要投資先は金及びリチウムプロジェクトであった。地元紙のデータによると、ラテンアメリカ地域全体における同期中の資金調達契約は計29件、128mUS$であり、内訳は25件がプライベートプレースメントあるいは戦略的投資契約、4件が貸付で、投資額は最低750kUS$となっている。なお、2019年第1四半期に締結された契約計37件、387mUS$と比較し大幅に減少した。
 メキシコで同期中に締結された資金調達額は計41.1mUS$で、中でも最大の契約となったのは英Bacanora Lithium社と中国贛峰リチウム業社によるSonoraリチウムプロジェクトへの戦略的投資契約14.4m£(約18mUS$)であった。またこのほかに、金プロジェクト1件、リチウムプロジェクト1件、銅プロジェクト2件、銀プロジェクト1件に対する資金調達契約が発表されている。

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