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インドネシア:PT Timah、新規錫製錬所が2019年7月末に商業運転を開始へ
2019年7月1日付け地元メディアによると、インドネシア国営錫鉱業会社PT TimahのAmin Haris Sugiarto事務局長は、6月30日、Bangka Belitung州西Bangka県Muntokに建設した新規錫製錬所の商業運転を7月末に開始することを明らかにした。新規製錬所の生産能力は錫8.5千t/年、投資額は55~60bIDR(インドネシア・ルピア、約4.2~4.6億円)である。現在試運転中で、fuming技術(金属を蒸発・分離した後に凝縮させる揮発製錬)を採用しており、キルン等を使用している従来技術では処理できない錫スラグを処理することができる。また同社は、同じMuntokにおいて、生産能力が錫35千t/年、Ausmelt法を用いた製錬所建設も計画している。
