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- 金 亜鉛
メキシコ:CAMIMEX、今後6年間の国内金プロジェクト投資額を2,705mUS$と予想
2019年7月11日付け地元紙によると、メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)は、2019~2024年における、国内金プロジェクトに対する投資額予想を2,705mUS$と発表した。最大投資額となるのは、加Torex Gold社のMedia Lunaプロジェクト:482mUS$、墨Grupo México社のBuena Vista亜鉛プロジェクト:413mUS$、及び、Fresnillo社のOrisyvoプロジェクト:350mUS$である。
CAMIMEXは2019年の金生産量予想を、2018年と同等あるいは若干上回ると予想しており、墨Peñoles社のLa Herradura鉱山第2リーチングプラント、Fresnillo社のパイライトリーチングプラント、Goldcorp社のパイライトリーチングプラント、Endeavour Silver社のEl Compásプロジェクトにおける生産が期待されている。また、加Candelaria Mining社のDistrito Pinosプロジェクト(Zacatecas州、投資額22.7mUS$)も2019年第4四半期に生産開始予定であり、金年間生産量は12.7千ozとなる見込みである。2020年第2四半期には、Fresnillo社と加MAG Silver社のJVによるJuanicipioプロジェクト(Zacatecas州、投資額305mUS$)が生産開始予定であり、年間金30千oz、銀10百万ozの生産が見込まれている。また、同年中に加Telson Resources社のTahuehuetoプロジェクト(Durango州、投資額32.2mUS$)が建設工事終了予定である。Torex Gold 社は同社が保有するMedia Luna プロジェクト(Guerrero州)におけるFSを2020年から2021年の間に終了させる予定であり、生産は2024年末開始と見込まれている。
