メキシコ：加First Majestic Silver社、2019年第2四半期生産量が前期比微増

　2019年7月15日付け地元紙によると、加First Majestic Silver社の2019年第2四半期生産量は前期比2％増加の銀換算6.4百万ozで、鉱種別では銀3.2百万oz、金33,576oz、鉛2.5百万lb、亜鉛1.4百万lbとなった。同社の2019年間目標生産量、銀換算24.7～27.5百万ozのうち、上半期の生産量は約49％に相当する12.7百万ozとなった。主力鉱山であるSan Dimas鉱山（Durango州）では、高品位鉱床からの生産により目標生産量を超えたほか、Santa Elena鉱山（Sonora州）では新たにHIG（high-intensity grinding）ミル導入により処理量が3千t/日に到達する予定である。両鉱山における生産量は、同社全体生産量の約80％を占めている。なお、第2四半期中の全体粗鉱生産量は736,896tで、主にLa Encantada鉱山（Coahuila州）とSan Martin鉱山（Jalisco州）における生産量低下により、前期比9％減少した。