メキシコ：加Silver Spruce Resources社、Cocula金プロジェクト買収に係るオプション契約を締結

　2019年7月15日付け地元紙によると、加Silver Spruce Resources社は、Jalisco州のCocula金プロジェクトの権益100％を保有することで、墨Prospeccion y Desarrollo Minero del Norte社（ProDeMin社）とのオプション契約に合意した。同プロジェクトは金、銀、ベースメタルのポテンシャルに富むAmeca鉱山地域に位置し、加Agnico Eagle社のEl Barqueñoプロジェクトや加Endeavour Silver社のTerroneraプロジェクトが探鉱、開発を進めている。Coculaプロジェクトは、過去にAlio Gold社（当時Timmins Gold社）が探鉱を行っていたが、San Francisco鉱山における生産に集中するため2011年に売却していた。地表サンプリングでは品位：Au 2.39g/t、Ag 19g/t、Pb 1.07％、Zn 0.12％の鉱化が捕捉されているほか、2008年にTimmins Gold社が行ったボーリング調査（計1,974m）では、7.5m間で品位：Au 5.8g/t、37m間では品位：Au 1.3g/t、Ag 13g/t、Pb 1.1％の鉱化が捕捉されていた。Silver Spruce社による買収の主な条件には、ProDeMin社に対し2年以内に160kUS$、3年以内に330kUS$、4年以内に2.5mUS$支払の期限が設けられているほか、最低探鉱費用として、2年間で125kUS$、4年間で500kUS$の支払い、4年間でProDeMin社に対し普通株式3百万株を発行することに合意した。