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ニュース・フラッシュ

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2019年7月19日 リマ 栗原健一

ペルー:環境特化検察庁、Cobriza銅鉱山の廃滓流出問題に対する調査を開始

 2019年7月15日付け地元紙によると、7月10日にDoe Run Peru社Cobriza銅鉱山(Huancavelica州)から廃滓が流出した問題を受けて、Ayacucho州Huamanga郡の環境特化検察庁は調査を開始した。Morales検事補佐は、廃滓内部に水が浸透したことが原因との見方を示している。
 なお本件では、同庁の検事への報告の後、環境評価監査庁(OEFA)、警察、自治体、Doe Run Peru社の代表らと共に現場確認が行われ、「Deshumedecedor Zona Norte」と呼ばれるエリアが崩落し同社の発電設備に流入し、操業が不可能になったこと、さらにメンテナンス作業場まで流入したほか、2か所の浸食エリアから廃滓がMantaro川に流入したことが確認されている。

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