豪：Boss Resources社、SA州Honeymoonウランプロジェクト再開に向けたDFSを開始

　2019年7月10日付けの地元メディアによると、豪Boss Resources社は2013年に操業休止となり、操業再開を目指しているSA州Honeymoon Uプロジェクトに関し、再開計画がフェーズ2に移行したことを明らかにした。Boss社によると、フェーズ2ではフェーズ1で得られた結果に基づいて、操業再開に向けたDFSを2019年第4四半期中に完成させることを目標としている。それに続く溶媒抽出（SX）施設の再稼働を含む計画策定等のフェーズ3完了後、既存の溶媒抽出SX施設の包括的な改修とイオン交換（IX）施設の新設を実施する予定で、ウランの生産量は当初2百万lb/年で、その後3.2百万lb/年に拡張することを見込んでいる。Boss社は、2019年第2四半期に豪連邦政府からウランを輸出するための鉱物輸出許可を新しく取得済みで、豪州では同許可を保有するプロジェクトはSA州Beverley/Four Mile鉱山、SA州Olympic Dam鉱山、NT準州Ranger鉱山を含めて4つのみであるとしている。