閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2019年7月19日 シドニー 吉川竜太

豪:鉱業界の12業種において、2011年の給与水準を上回っていることが判明

 2019年7月15日付けの地元メディアによると、鉱山技師、地質技師、地質補助員など鉱業界の特定の職種における給与額が、豪東海岸のインフラ整備ブームや外国人労働者採用の制限強化、大学の鉱山系学科からの卒業生減少、鉱業投資の活性化などにより前回2011年の資源ブームの水準を超えたことが明らかになった。会計事務所のBDO社による35千人の鉱山労働者に支払われた報酬に関する調査の結果、豪州全体の賃金上昇率が2.3%と低水準に留まる中、鉱業関連の少なくとも12業種において前回の資源ブームの水準を超えていることが判明しており、大学の鉱山系学科では大手企業による学生の青田買いも行われているとされている。

ページトップへ