ロシア：Norilsk Nickel社、Komsomolsky銅・ニッケル鉱山の新鉱区開発へ

　2019年7月5日付けの地元報道等によると、ロシア国家審査総局によると、Norilsk Nickel社は、Talnakh鉱体群Oktyabrskoe鉱床の新規鉱区で年間500千tの鉱石採掘を予定している。
　Oktyabrskoe鉱床は、銅・ニッケル硫化鉱の埋蔵量でロシア最大の鉱床で、同鉱山はNorilsk市から25km、Taimyr半島のTalnakh山脈山麓に位置する。同鉱床ではNorilsk Nickel社の3鉱山（Oktyabrsky、Taimyrsky、Komsomolsky）が坑内採掘を行っている。
　このうち、Komsomolsky鉱山について、国家審査総局は新規鉱区開発の設計文書及び、工事測量結果に対する肯定的結論を出した。鉱区の設計業者はGipronickel研究所である。