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ロシア:銀行団、Udokan銅鉱床開発に1,790mUS$融資へ
2019年7月10日付けの地元報道等によると、Gazprombank、VEB(ロシア開発対外経済銀行)、Sberbankは、Baikal Mining Company(BMC社、実業家Alishel Usmanov氏所有のUSM Holdings傘下)に対し、Udokan銅鉱床(Zabaikal地方)開発向けに1,790mUS$のシンジケートローンを供与する。融資は、選鉱プラントの主要設備調達、湿式製錬施設、建設・据付工事(インフラ建設関連を含む)、補助設備調達、輸送に利用される。
融資期間は12年で、Gazprombankがアレンジャーとコンサルタントを務め、貸付人の一員として650mUS$を供与するほか、海外からの資金調達も予定している。Sberbankは650mUS$、VEBは490mUS$を供与する。
生産サイトにおける建設工事は2019年第1四半期から行われており、主要設備の調達と設置の開始は2020年半ばを予定している。プロジェクトの総予算は約2.9bUS$である。
