カザフスタン：中国NFC社、Koksay銅プロジェクトの権益19.4％を70mUS$で取得

　2019年7月4日付けの地元報道等によると、カザフスタンの産銅企業大手KAZ Minerals社と中国有色金属建設（NFC）社は、NFC社がカザフスタンのKoksay銅プロジェクトの権益19.4％を70mUS$で取得する取引（2018年6月8日発表）を完了したと発表した。
　KAZ Minerals社（当時はKazakhmys Plc社）は、2014年4月にMining Construction B.V.社から260mUS$でKoksayプロジェクトを買収した。同プロジェクトはアルマティから東に230kmに位置する露天掘銅鉱山開発プロジェクトで、鉱床の鉱物資源量は鉱石736百万t、銅平均品位0.42％、銅含有量3.1百万tである。マインライフは、平均年産量を銅（カソード換算）約80千t、金60千oz、銀400千oz、モリブデン精鉱（純分）1,000tとして20年以上と予想されている。