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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン
2019年7月31日 シドニー 吉川竜太

豪:Rio Tinto、NT準州Rangerウラン鉱山のリハビリテーション費用を負担することで合意

 2019年7月26日付けのメディアによると、Rio Tintoは豪子会社Energy Resources of Australia(ERA)社がNT準州で操業するRanger U鉱山のリハビリテーション費用を負担することで合意した。ERA社は、伝統的土地所有者グループから土地利用延長に関する合意を得られなかったため、38年間操業が続けられたRanger鉱山を2021年1月までに閉山することを予定しており、799mA$と試算されるリハビリテーション費用に対して425mA$が不足する懸念が生じていた。ERA社の68.6%権益を保有するRio Tintoは、権益保有割合に応じた新株発行に応じて資金提供を実施することに同意したほか、他に解決策がない場合は不足分に関する資金提供を保証することをERA社に申し入れたとされる。ERA社は、Rio Tintoからの申し入れを精査すると共に、他に利用可能な資金源がないかどうかを調査する、とコメントしている。

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