ミャンマー：投資委員会がKayah州の錫・タングステン製錬所の建設を認可

　2019年7月18日付け地元メディアによると、ミャンマー投資委員会（MIC：Myanmar Investment Commission）の事務局を務める投資企業管理局（DICA：Directorate of Investment and Company Administration）が、ミャンマーと中国の合弁企業Global South Industrial Company社がミャンマー東部Kayah州Loikaw工業団地において計画している錫・タングステン製錬所の建設事業を認可したと発表した。投資額は約50mUS$、生産した錫・タングステンの地金を中国へ輸出する計画である。同管理局Kayah州支局・Daw May Myo Zaw事務局長は、資源の高付加価値化につながることを評価し、同事業を支持する方針を示した。なお同社は、Kayah州及びその北に位置するShan州との州境において錫鉱石・タングステン鉱石の鉱山を操業しており、同製錬所に鉱石を供給する。