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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2019年8月2日 ヨハネスブルグ 原田武

南ア:Prieska亜鉛・銅プロジェクトの進展

 2019年7月30日付け、豪・南アOrion Minerals社の発表によると、南アPrieska亜鉛・銅プロジェクトは、6月末にBankable FS(BFS)を完成後、開発作業を進めている。特に、鉱山開発する上で水没した旧坑からの排水が問題となり、排水設備のパイロット試験が開始されたところ。BFSでは、13か月掛けて約8.7百万m3の坑内水をポンプアップし、地上で処理する予定。ポンプアップ手法の改良や処理方法の費用対効果アップなどの検討を進めている。また、BFS結果をベースに、採掘から販売までのビジネスプランの最適化も進める。BFSによると、Prieska亜鉛・銅プロジェクトでは、採掘規模年間2.4百万t(銅189千t・亜鉛580千t)で、精鉱が出荷される予定。

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