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豪:豪鉱山企業、タックスヘイブン利用でアフリカ諸国において税逃れを行っているとの批判に反論
2019年7月30日付けのメディアによると、NPOであるOxfamが最近発表した報告書において、豪鉱山企業がアフリカで操業する鉱業活動でタックスヘイブンを経由することで、2015年だけで1.1bA$の利益がアフリカ諸国から流出しており、推定289mA$の税収入がアフリカ諸国の政府から奪われていることに鉱山会社は責任を持たなければならない、と主張している。特に、ガーナでAu鉱山を操業するPerseus Mining社、シエラレオネでミネラルサンド鉱山を操業するIluka社、DRコンゴでCu鉱山を操業するMMG社が、タックスヘイブンに所在する子会社の税納付状況を公開していないと名指しされている。名指しされた3社はメディアの取材に対し、報告書は多くの間違いや情報の見落としが含まれており誤解を招くもので、各社とも法令に遵守して納税を実施しているほか、報告書で取り上げられている法人税以外のロイヤルティなどの税金を各国で納付している、と反論している。
