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- PGM(白金族)
南ア:白金触媒燃料電池のサプライチェーンへの参入に期待
2019年7月31日付けメディアによると、南アでは、燃料電池の需要増に関連するビジネスへの参入が促進されている。国内にて付加価値を付けるべく、関連する下流産業への参入を企図する南アのスタートアップ企業もあるという。Isondo Precious Metals社はその一つであり、燃料電池の心臓とも言える膜・電極接合体(MEA)に使う白金触媒コーティング膜の製造に意欲的である。世界最大の白金供給国であるメリットを生かすべきと同社社長は語る。経済特区(SEZ)の設置など、南ア・貿易産業競争省(DTIC)による同分野への支援もある。大学とのパートナーシップやHydrogen South Africa(HySA)を通した技術者の輩出もなされているという。南アにおいて、白金需要増と併せて国内産業の再活性化への期待は大きい模様。
