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ニュース・フラッシュ

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2019年8月8日 北京 関淳夫

エクアドル:中国企業が投資するMirador銅・金・銀鉱山、建設完了し生産開始

 安泰科によれば、エクアドルのMiradorの大規模露天掘り銅鉱山は、南部にあるZamora-Chinchipe州で正式に建設を完了し、生産を開始した。当該事業は、2015年12月に建設を開始しており、2019年7月までの投資額は1,154mUS$で、現地に2,400人の雇用を提供したほか、現地の経済成長や就職、インフラ施設の改善を促進させた。当該鉱山が生産開始することによって、2021年の鉱産品輸出額は1,890m$の目標を達成できる見込み。2018年の鉱産品の輸出額は270m$である。同鉱山では生産開始後、年間鉱石処理能力20百万tで、年間銅96千tを生産する。
 Mirador銅金銀鉱山は、中国安徽銅陵有色金属集団持株有限公司と中国鉄建投資集団有限公司共同出資が実施している。中国側は投資、設計、建設を行い、安徽省にとって最大の海外単独投資案件である。エクアドル現地で当該事業を運営する企業はEcuaCorriente SA社で、当該企業も銅陵有色社と中国鉄建社と共同投資により設立された企業である。

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