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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2019年8月15日 シドニー 吉川竜太

豪:BHP、Kwinanaのニッケル精錬所における硫酸ニッケル製造を2020年下半期から開始の予定

 2019年8月2日付けのメディアによると、BHPのNickel West部門は、WA州KwinanaのNi精錬所において、リチウムイオン電池(LIB)向けの高品質・高価値製品となる硫酸Ni生産(100千t/年)を2020年下半期にも開始する方針を明らかにした。BHPは、現在KwinanaのNi精錬所からNiブリケットやNi粉を製造しており、今後はLIB向け硫酸Niの世界最大の生産者となることが期待されているが、LIB向けの高純度硫酸NiをBHPが生産できるかが鍵となると報じられている。BHPは、現時点でNickel West部門が生産するNiの75%がLIB部門向けに販売されており、今後もこの割合は増大するであろうとしている。

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