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2019年8月27日 リマ 栗原健一

ペルー:Arequipa州憲法裁判所、Southern Copper社による憲法保護請求を却下

 2019年8月23日付け地元紙によると、Arequipa州憲法裁判所は、Arequipa州政府による49haの土地の用益権取消に対し、Southern Copper社が行った憲法保護請求(Amparo)を却下した。
 本用益権は、Osorio前州知事の在任時にSouthern Copper社に付与されたが、2019年7月25日、Caceres現知事の判断で取消が決定された。
 今回の判決を行ったMadariaga裁判官は、却下の理由として、司法に対する訴訟や請求の前に行うべき行政に対する不服申し立て手続きが終結していないためとしている。
 一方Arequipa市では8月24日、Tia Maria銅プロジェクト反対デモが再開され、参加者らはプロジェクト中止のほか、労働関連法規の廃止を求め行進を行った。

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