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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2019年8月27日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:中国China Molybdenum社の銅鉱山の赤字を発表

 2019年8月22日付けメディアによると、DRコンゴでTenke Fungurume銅コバルト鉱山を操業する中国China Molybdenum社が従業員に鉱山の不況を語った。銅及びコバルト価格の低迷に輸出課税とロイヤルティの引き上げが加わり、現在は「赤字ゾーン」にある。生産設備にも問題があり、2019年上半期は生産目標に達していないという。2018年3月に新鉱業法が施行され、10年間は操業鉱山を条件変更から保護するはずの条項が削除されたことは影響が大きく、DRコンゴの鉱山業全体が危機にさらされている。ここ8か月間、政府はコバルト生産者に10%のロイヤルティを課している。このような厳しい環境下であっても、新しい経営陣は、雇用を維持し、リスクに立ち向かう事業再活性化・発展計画を策定したと述べた。

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