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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2019年8月28日 モスクワ 秋月悠也

ウズベキスタン:2021年には金・銀年間採掘量を300tに拡大へ

 2019年7月24日付けの地元報道等によると、ウズベキスタンは、2021年には金・銀の年間採掘量を300tに拡大する予定である。これは、2019年7月23日付け大統領決定第PP-4401号「地下資源地質調査の一層の改善と国家プログラム『2020~2021年の鉱物資源基盤発展・再生』実施に向けた措置」により定められた。当該大統領決定により、国家プログラム「2020~2021年の鉱物資源基盤発展・再生」が承認されており、同プログラムでは、鉱物有望エリアの探査の割合を2020年に35%、2021年に40%に拡大する。金・銀の採掘量は2020年に150t、2021年には300tを予定している。プログラム実施には2,300bUZS(ウズベキスタン・スム:275mUS$)を充てる。
 また、この大統領決定では、地質調査実施の一層の改善、地下資源の合理的調査と開発、鉱業地質分野の投資魅力度向上に向けた2019~2020年のロードマップも承認された。ロードマップには、国際基準に基づく地質調査結果報告書作成、JORC規定に基づく鉱物埋蔵量認定の導入、固体鉱物の有望エリア・鉱床情報を格納する統一電子オンラインプラットフォーム構築が含まれている。

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