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2019年8月29日 シドニー 吉川竜太

豪:WA州政府も、産業過失致死罪の導入法案を検討

 2019年8月26日付けのメディアによると、WA州政府は職場衛生安全法に関し、産業過失致死罪に対して20年以下の懲役刑を、また企業に対しては最大で10mA$の罰金を科すための法改正を検討している。WA州のMcGowan首相によると、この法改正は一般的な関心の高まりと、最近発表された連邦政府による2件の調査結果に基づくもので、懲役は厳しいとの印象を受けるかもしれぬが処罰することが目的ではなく、WA州の労働者の保護を確実にするためとコメントしている。これに対し、WA州鉱物エネルギー会議所(CME)は、そのような産業過失致死罪の導入は職場における死亡事故の減少に直結せず、州議会議員に対し、職場の安全性の改善に向けたより常識に基づいたアプローチを検討するべきであると呼びかけている。

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