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メキシコ:2019年第2四半期の国内銀生産量、前年同期比12%減
2019年8月26日付け地元紙の報道によると、2019年第2四半期の主要10社による国内銀生産量は前年同期の39.4百万ozから12%マイナスの34.8百万ozとなった。背景にはNewmont Goldcorp社が保有するPeñasquito鉱山における抗議活動による生産の一時中止や、墨Fresnillo社保有鉱山における品位低下及び技術的トラブル、墨Frisco社保有鉱山における埋蔵量の低下などがあった。地元紙は2019年3月に、2019年の年間銀生産量が前年比13%増加することを予想していたものの、今回の結果から予想量に達することは期待できないとの見解である。最も影響を及ぼしたPeñasquito鉱山は現在操業を再開しているものの、同社の生産量が回復するまでは引き続きメキシコ国内の銀生産量に影響することとなる。
